インフルエンザワクチン
毎年10月より予約を開始しております。
例年開始時期にはワクチン入荷量が限られているため、以下の方の予約を優先させていただきます。
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世田谷区より接種予診票が届いている65歳以上の方
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当クリニックのかかりつけの患者様
オミクロン株対応ワクチン
最新の情報は、お知らせをご確認ください。
肺炎球菌ワクチン(ニューモバックス、プレベナー)
市中肺炎の原因菌で最も多いのが肺炎球菌です。
一般的に65歳を過ぎると肺炎球菌による肺炎になるリスクが高まります。
65歳以上で基礎疾患がある方は肺炎にかかるリスクがさらに上昇します。特に呼吸器疾患のある方は肺炎やインフルエンザにかかると生命予後に悪影響を及ぼす可能性があります。また、インフルエンザに感染すると2次感染で肺炎球菌に感染する確率が高いことも分かっています。
そのため、65歳を過ぎたら肺炎球菌ワクチンを接種して予防することをお勧めします。
肺炎球菌ワクチンは定期接種費用助成のあるニューモバックスと任意接種のプレベナーの2種類の使用が可能です。
●ワクチンの種類について
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ニューモバックス
23種類の血清型に対応しており、定期接種(65歳より5歳刻み)と任意接種が可能です。
5年たつと効果が弱まるので5年後ごとの接種が勧められています。
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プレベナー
ニューモバックスとは異なる13種の血清型に対応しているワクチンです。
1度接種すると免疫記憶がつくので1回の接種のみで構いません。
2種類の肺炎球菌ワクチンを接種することで肺炎の予防効果はより高められると考えられています。
65歳以上の方で定期接種年齢であればまずニューモバックスを先に接種された方が良いでしょう。
ニューモバックス接種後1年以上経過したらプレベナーの接種をお勧めします。
定期接種年齢以外の方は先にプレベナーを接種し、その後、半年以上経過してから、ニューモバックスを接種することをお勧めします。
●費用
※平成26年10月1日より、高齢者肺炎球菌ワクチンが定期接種になりました。令和4年度に費用助成の対象となる方には、令和4年3月下旬に接種予診票、お知らせ、医療機関一覧表を発送しております。
助成がありますので、詳しくは世田谷区のホームページをご覧ください。
麻疹・風疹混合ワクチン(MRワクチン)
当クリニックでは風疹単体のワクチンではなく、麻疹・風疹混合ワクチンの接種となります。
●費用
※世田谷区在住の妊娠を希望する方で風疹の抗体価の低かった女性のために風疹予防接種費用の一部助成と抗体検査の全額助成があります。
予防接種の料金に関しては助成制度がありますので、詳しくは世田谷区のホームページをご覧ください。
帯状疱疹ワクチン
●帯状疱疹について
日本人成人の90%以上は、帯状疱疹の原因となるウイルスが体内に潜伏することによってできる「抗体」を有しています。
これは、多くの人が子どもの時に感染する水ぼうそうが、水痘・帯状疱疹ウイルスの感染によるもので、感染したウイルスは、水ぼうそうが治った後も、症状を出さない状態で体内に潜み続けています。
このように、子どもの時に水痘・帯状疱疹ウイルスに感染した人は、このウイルスに対する免疫を持っていますが、獲得した免疫は年齢とともに弱まり、帯状疱疹を発症してしまうリスクが高くなる傾向があります。
また、一度、帯状疱疹になった人でも、体の免疫力が低下すると再びなる可能性があります。
そのため、ワクチンを接種して免疫の強化を図ろうというのが帯状疱疹の予防接種です。
●帯状疱疹ワクチンについて
帯状疱疹ワクチンは2種類あります。
50歳以上は帯状疱疹の発症リスクが高くなる傾向がありますので、ワクチンの接種は帯状疱疹を発症しないための選択肢のひとつになります。
ワクチンは帯状疱疹を完全に防ぐものではありません。日ごろから免疫が低下しないよう体調管理をすることも大切です。
ワクチン接種ができない人、あるいは注意を必要とする人もいますので、接種にあたっては医師とご相談ください。
●費用
※2023.7月より世田谷区の助成がはじまります。詳しくは世田谷区のホームページをご覧ください。